AQUA ROVAL Cold Galvanizing Compound

水性常温亜鉛めっき AQUA ROVAL

環境にやさしい水性塗料
溶融亜鉛めっきと同等の強力なさび止め効果

ASTM A780, ISO1461準拠

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施工事例

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アクアローバル 塗装方法

塗装方法

ハケ塗り/ローラー塗り
ハケ塗り ローラー塗装
水による希釈:0~2%以内
<推奨銘柄>
ハケ:水性塗料用の化学繊維ハケで腰が柔らかく塗料含みが良いもの
 好川産業:ビーナス、大塚刷毛:みずき
ローラー:中毛(毛丈12~13mm程度)
 好川産業:REVO、大塚刷毛:NEW-WAKABA

エア、エアレス塗装
重力式エアスプレー エアレス塗装
エアスプレー塗装
重力式エアガン推奨
ノズル径:2.0~3.0mm
圧力:0.3MPa
水による希釈:0~5%以内


エアレス塗装
チップ径:0.017インチ以上(例:517)
圧力:20MPa以上
ガンフィルター:50~60メッシュ
水による希釈:0~2%以内

1. 塗料の作成


アクアローバルは塗料液と亜鉛末に分かれてパッケージされている


塗料液を容器に移し、動力撹拌機で撹拌しながら少しずつ亜鉛末を混ぜる
(亜鉛末:塗料液=4:1)


ダマがなくなるまで3分以上撹拌する
ポットライフ(可使時間):8時間以内に使い切ること

2. 素地調整




十分に脱脂を行う(油の上に水性塗料を塗ると弾かれます)

基本事項
亜鉛めっき面に塗装する場合、研磨用たわし等の手工具を使用して、表面の白さびを除去します。
鉄面に塗装する場合は、ブラストまたは動力工具を使用して、さびや黒皮を除去し、清浄な金属面を露出させてください。

もしも旧塗膜が残っている場合には
動力工具を使用して劣化している塗膜を除去する。
*アクアローバルは溶剤を含まないため旧塗膜を侵しません。そのため密着性の高い活膜の上から塗装することが可能です。ただし金属面に直接塗装しないとさび止め効果は発揮できません。

3. 膜厚の確保


2回塗り80μm(1回40μm x 2回塗り)
塗り延ばさずにたっぷりと塗る
希釈しすぎない
さび止め効果は膜厚に比例します。
塗装間隔:30分以上(温度・湿度の影響により変化する)
指で触って塗料がつかないのを確認してから重ね塗りを行います。

膜厚測定

電磁膜厚計を使用して乾燥膜厚を測定する

誤った塗り方


さびの上から塗る

アクアローバルの色変化

アクアローバルは亜鉛末を多く含むため、亜鉛めっきと同じように、屋外暴露されると時間の経過とともに色が変化していく特性があります。この特性により徐々に補修箇所が目立たなくなります。
塗膜色の変化は、塗膜中の亜鉛が酸化することによって鉄を守っていることの証です。
塗膜色の変化は異常ではなく、さび止め性能には影響ありません。
下の写真は亜鉛めっき鋼板の上半分にアクアローバルを塗装して、亜鉛めっきとともに色が変化していく様子を表しています。

暴露前3ヵ月暴露後

色変化資料ダウンロード >>

ラインナップ&製品仕様

推奨膜厚80μm(40μm x 2 回塗)
塗布量(ハケ塗り)理論値500g/m2(250g x 2 回塗)
乾燥時間30分(23℃)
耐熱性170˚C

ASTM A780, ISO1461準拠
※海外輸出モデルのため日本国内向け製品とは一部仕様、容量が異なります。

アクアローバル 1kgセット
AQUA ROVAL Cold Galvanizing Compound 1kg set
(亜鉛末 800g:塗料液 200g)

塗面積:2m2(2回塗)
梱包:4セット/ケース
アクアローバル 5kgセット
AQUA ROVAL Cold Galvanizing Compound 5kg set
(亜鉛末 4Kg:塗料液 1Kg)

塗面積:10m2(2回塗)
梱包:1セット/ケース
アクアローバル 20kgセット
AQUA ROVAL Cold Galvanizing Compound 20kg set
(亜鉛末 16Kg:塗料液 4Kg)

塗面積:40m2(2回塗)
梱包:1セット/ペール缶